演題

YIA-2-3

大腸癌治癒切除例における術中腹腔洗浄細胞診の有用性

[演者] 二階 春香:1
[著者] 小山 基:1, 市澤 愛郁:2, 諸橋 一:1, 坂本 義之:1, 村田 暁彦:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器外科, 2:弘前大学医学科4年

大腸癌の腹腔洗浄細胞診が予後規定因子になるか否かを検討した.【対象と方法】対象は2005年1月-2014年4月の大腸癌で洗浄細胞診を行った687例.(1)細胞診陽性の危険因子を解析.(2)治癒切除550例を対象に細胞診陽性と予後を解析.【結果】(1)細胞診陽性率は9.6%.細胞診陽性の多変量解析では壁深達度pT4(OR:10.023, P<0.001),ly2-3(OR:4.168, P<0.001),腹膜播種(OR:5.140, P<0.001)が有意な危険因子であった.(2)再発は細胞診陽性が有意に高率(陽性:12.9%, 陰性:3.7%, P=0.034).5年DFS(陽性:58.2%, 陰性:80.2%, P=0.007)と5年OS(陽性:44.2%, 陰性:86.1%;, P<0.001)でも細胞診陽性は有意に予後不良.【結語】細胞診陽性は独立した予後規定因子である.
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