演題

再発小腸GIST破裂に対して小腸部分切除を行った1例

[演者] 菊地 三弥:1
[著者] 飯島 正平:1, 武元 浩新:1, 辻村 直人:1, 中尾 英一郎:1, 大鶴 徹:1, 松本 崇:1, 高地 耕:1, 西岡 清訓:1, 大島 聡:1, 上村 佳央:1
1:近畿中央病院

患者は70歳代、男性。心房細動でワーファリン投与中。2012年右下腹部痛で当院消化器内科受診し、CTで骨盤内腹側に約6cmの腫瘤と血性腹水を認め腫瘤破裂の診断で緊急手術を行った。破裂腫瘤は小腸壁外進展した粘膜下腫瘍で小腸部分切除した。切除標本病理所見では、modified-Fletcher分類で高リスクGISTと診断された。なお、術後のイマチニブ投与は有害事象により減量され抗凝固療法は維持されていた。2014年左側腹部痛出現、CTで上部小腸に約2㎝の腫瘤と血性腹水を認め、穿刺再発GISTの破裂疑いで緊急手術を行った。破裂部を凝血塊に覆われた腫瘍を小腸間膜に認め、小腸部分切除術を施行し、他の腫瘤は腹腔内に指摘できず単発再発と診断した。本例は高リスクGISTの再破裂であり、抗凝固療法継続中のためほぼ2年後に同じ破裂出血で腫瘤が確認されることとなった。
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