演題

OP-280-6

肝門部領域胆管癌に対する肝切離先行肝中央2区域切除の手術手技と工夫 -transhepatic hilar approchの有用性-

[演者] 栗山 直久:1
[著者] 出崎 良輔:1, 奥田 善大:1, 飯澤 祐介:1, 高橋 直樹:1, 村田 泰洋:1, 種村 彰洋:1, 安積 良紀:1, 岸和田 昌之:1, 水野 修吾:1, 臼井 正信:1, 櫻井 洋至:1, 伊佐地 秀司:1
1:三重大学肝胆膵・移植外科

肝門部領域胆管癌に対して肝切離を先行-transhepatic hilar approach(THA)-して、最初に良好な視野で残肝側血管、胆管処理を行ない、血管合併切除再建を先行している。現在まで20例に施行し、R0切除率80%、3年生存率65%と良好な成績である。限界例としてTHAを用いた肝中央2区域切除 (CBS) についてビデオを供覧。【症例】80歳男性。前区域腫瘍が肝門部~前後区域分岐部胆管、動門脈前区域枝、A7、中肝静脈に浸潤。ICGR15 18.0%、K値0.104。右肝切除では残肝率24.6%であり、残肝率40.7%のCBS を予定。① 尾状葉を完全受動。② 右側THA:P-pointに向かって肝切離を先行させ、A6のみ温存し、A7と前区域枝切離。門脈前区域枝切離後、後区域胆管切離し、残りの肝切離終了。③ 左側THA:U-pointに向かって左側肝切離を先行させ、門脈左枝、左肝動脈確保。B2,3胆管で切離後、残りの肝切離終了。総胆管を切除しCBS終了。【結語】CBSにおいてもTHAは有用な術式である。
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