演題

OP-278-4

大腸癌肝転移機序におけるh-pruneの役割

[演者] 橋本 昌和:1
[著者] 小林 剛:1, 田代 裕尊:1, 黒田 慎太郎:1, 御厨 美洋:1, 岩子 寛:1, 濱岡 道則:1, 大段 秀樹:1
1:広島大学消化器・移植外科

【背景】大腸癌肝転移におけるh-pruneの役割については未だ明らかになっていない。【方法】大腸癌肝転移切除症例87例を免疫組織染色でh-pruneの発現を評価し、臨床病理学的因子との関連および予後因子解析を行った。h-pruneをノックダウン細胞株および高発現細胞株を用いてh-pruneの機能解析を行った。【結果】免疫組織染色において24例(27.6%)でh-prune陽性であった。h-prune陽性群の生存率は陰性群に対して有意に不良であり、多変量解析でh-prune陽性は独立した予後規定因子であった。また、h-pruneの発現は細胞運動能を亢進し、マウスモデルにて転移浸潤能の促進がみられた。【結論】大腸癌肝転移において、h-pruneは重要な予後不良因子であり、その発現は肝転移の形成や浸潤に重要な役割を持つと考えられた。
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