演題

OP-247-8

90歳以上超高齢者腹部手術症例におけるリスク評価法の検討

[演者] 佐藤 学:1
[著者] 小野 文徳:2, 平賀 雅樹:2, 大村 範幸:2, 遠藤 公人:1, 大塩 博:1, 北村 洋:1
1:JCHO仙台南病院, 2:大曲厚生医療センター

【背景と目的】90歳以上の超高齢者腹部手術では,周術期管理に難渋する症例をしばしば経験する.90歳以上の超高齢者腹部手術症例の周術期死亡に関して各手術リスク評価法を比較検討した.【対象と方法】2006年1月〜2011年12月までに当科で施行された90歳以上の超高齢者腹部手術症例28症例を対象とした. 患者因子および手術因子,手術リスク評価法(ECOG-PS, ASA, POSSUM, SAS)に関して生存退院例,死亡例を比較検討した.【結果】単変量解析では在院死亡例でGCSが低く(P=0.060),腹膜炎が多い(P=0.068)傾向にあった.また各リスク評価法はすべてにおいて有意差を認めた (P<0.05).以上の単変量解析において,P<0.1であった項目について多変量解析を施行し,POSSUM予測死亡率が独立した予後予測因子であると推測された(オッズ比1.06).【まとめ】90歳以上超高齢者腹部手術症例のリスク評価には,POSSUM予測死亡率が有用であると推測された.
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