演題

OP-195-8

食道胃接合部癌に対する内視鏡下手術手技

[演者] 永井 英司:1
[著者] 大内田 研宙:1, 仲田 興平:1, 清水 周次:2, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科, 2:九州大学アジア遠隔医療センター

(背景)食道胃接合部腺癌の治療方針は未だ議論の余地が多い。腹腔鏡下での手技のコツとピットフォールを供覧する。(手技)#19の郭清に際して早期癌では下横隔動脈を温存し、進行胃癌では横隔膜脚前面で切離する。食道裂孔沿いリンパ節郭清では下行大動脈前面、左右胸膜、心嚢沿いに郭清を行う。進行癌の場合、両側胸膜合併切除を厭わない。術中内視鏡で病変の位置を確認し食道をリニアーステープラー(LS)で離断し、断端の術中迅速診断後に再建を行う。再建時に腹部からのアプローチでは視野が不充分になることがあるが、その際には躊躇なく胸腔鏡下での吻合を選択する。これにより充分な視野が得られ、より安全な吻合を行える。再建に空腸または胃管を用い、LSを用いた吻合を行うことでどのような位置でも同じような手技を安定的に行うことができる。(まとめ)腹腔鏡下アプローチではより良い縦隔の視野が得られ、安全な手術が行える可能性がある。
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