演題

OP-186-8

食道扁平上皮癌におけるneutrophil lymphocyte ratio(NLR)とplatelet lymphocyte ratio(PLR)の検討

[演者] 蒲池 健一:1
[著者] 小澤 壯治:2, 二宮 大和:2, 山崎 康:2, 數野 暁人:2, 小熊 潤也:2, 中郡 聡夫:2, 貞廣 莊太郎:2, 安田 聖栄:2, 幕内 博康:3
1:福岡新水巻病院外科, 2:東海大学消化器外科, 3:東海大学

【背景と目的】食道扁平上皮癌術前のneutrophil lymphocyte ratio(以下、NLR)とplatelet lymphocyte ratio(以下、PLR)が予後に及ぼす影響について検討する。【対象と方法】2003年~2008年に当科で3領域郭清を伴う根治手術を施行した胸部食道扁平上皮癌340例を対象とした。N-NLR群(NLR≦2.5)とH-NLR群(NLR>2.5)、N-PLR群(PLR≦150)とH-PLR群(PLR>150)と定義し、患者背景、腫瘍因子、術後合併症、予後について解析し比較検討した。【結果】N-NLR群が231例(68%)、H-NLR群が109例(32%)、またN-PLR群が237例(70%)、H-PLR群が103例(30%)であった。5年生存割合はH-NLR群よりN-NLR群で(68%、49%、p=0.002)、H-PLR群よりN-PLR群で(66%、52%、p=0.02)有意に良好であった。多変量解析では高NLR、高v因子、占居部位、高T因子、高N因子が予後不良因子であった。【結語】術前のNLR高値は独立した予後不良因子であり、長期予後に影響を及ぼすことが示唆された。
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