演題

OP-107-7

下部消化管穿孔症例における検討(外科医の立場から)

[演者] 佐々木 滋:1
[著者] 中村 純一:1, 岡田 幸士:1, 有路 登志紀:1, 沖 彰:1, 吉留 博之:1, 登内 昭彦:1, 横山 元昭:1, 松尾 めぐみ:1, 青木 優:1, 長谷川 真理子:1, 加藤 敬二:1, 桑野 博行:2
1:さいたま赤十字病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

さいたま赤十字病院 外科1、群馬大学 病態総合外科学2緊急性が高い、下部消化管穿孔に対する緊急手術症例の解析から外科・救急医の役割をretrospectiveに検討した。対象は2002年-2013年に当院で緊急手術を施行した95例で、医原性症例と虫垂穿孔症例は除外した。平均年齢は68.1歳、穿孔部位はS状結腸が最多で56例(58.9%)であった。手術時間は平均168分、術式はHartmann手術が35例と最多であった。Mortalityは17例(17.9%)に認めた。全症例を①前期群と後期群、②救急部関与群と関与なし群の2パターンで2群に分けて比較検討した。その結果、どちらのパターンでも死亡率には有意差を認めず、年齢と出血量に有意差を認めた。また、救急部関与群でMPIスコアが高かった。以上のことから近年は救急部と連携を強化したが、より条件の悪い症例を対象としていたと考えられる。それに伴い死亡率も上昇したため有意差がでなかったと考えられた。
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