演題

OP-106-5

開腹大腸手術における表層SSI対策としての閉創用手術器具セット使用の有効性

[演者] 深澤 孝晴:1
[著者] 内藤 浩:1, 桐山 真典:1, 斎藤 加奈:1, 田部 雄一:1, 加藤 寿英:1, 栗山 健吾:1, 山中 崇弘:1, 桑野 博行:2
1:地域医療機能推進 群馬中央病院 外科, 2:群馬大学病態総合外科

【背景】SSI対策として腸内細菌による手術野や創縁の汚染を防ぐことが重要であり,閉創時の手術器具交換の有効性が期待されている.【方法】平成25年7月から,開腹大腸手術において,閉創用手術器具セットを導入した.腹腔内操作終了後(ドレーン挿入例ではドレーン挿入後)に,手袋を交換し,腹腔内で使用した器具とは別の閉創用手術器具セットを用いて閉創した.平成23年1月~閉創用器具セット導入までの358例と閉創用器具セット導入後~平成26年7月の69例について,SSIの発生率を比較した.【結果】表層SSI発生率は,閉創用器具セット導入以前は12.0%(43/358例),導入以後は2.9%(2/69例)であり,導入後が有意に低かった.結腸,直腸いずれも導入後の表層SSI発生率の方が低かった.臓器/体腔SSI発生率は導入前後で差がなかった.汚染された手術器具を閉創に用いないことが表層SSI発生予防に有効であった.
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