演題

OP-088-3

当院での消化器癌症例における腹腔鏡手術増加にともなう臨床的効果

[演者] 中瀬 有遠:1
[著者] 長田 寛之:1, 望月 聡:1, 藤野 光廣:1, 稲葉 征四郎:1, 北井 祥三:1
1:市立奈良病院外科

【はじめに】腹腔鏡手術増加に伴う臨床的効果について、技術認定医介入前(前期)と介入後(後期)に分け、胃および大腸切除を対象として比較検討を行った。【結果】腹腔鏡手術と開腹の比率は、胃切除が3割から6割、大腸切除が5割から8割へと増加した。腹腔鏡手術症例について有意差があったものはBMI、平均手術時間、出血量で、差のなかったものは平均年齢、リンパ節郭清個数、術後合併症、術後在院日数であった。進行大腸癌は出血量、術後合併症、術後在院日数が、腹腔鏡手術症例で有意に少なかった。【考察】技術認定医介入後はBMIの高い症例や、進行大腸癌にも適応を拡大したが根治度に差がない手術が施行され短縮され、出血量は少なくなる傾向をみとめた。進行大腸癌については後期に合併症が減少した。【結語】手順の定型化により手術時間の短縮と出血量の減少をみとめた。進行大腸癌については腹腔鏡手術により合併症が減少し手術成績向上が認められた。
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