演題

OP-086-6

局所進行直腸癌に対する術前化学療法の有効性

[演者] 坂本 義之:1
[著者] 村田 暁彦:1, 小山 基:1, 諸橋 一:1, 小田切 理:1, 鍵谷 卓司:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器外科

【はじめに】当科では2011年より主に局所制御を目的として、局所進行直腸癌に対し術前化学療法を施行してきた【対象】2001年1月~2014年9月までにT4b症例に対し他臓器合併切除を施行した28例と、多臓器浸潤が疑われる局所進行直腸癌に対し、術前にオキザリプラチンを含む抗癌剤治療を施行した17例。【結果】効果はPR:14例、SD:3例であった。切除標本の腫瘍径は他臓器合併切除群:術前化学療法群で72.5±6.1mm:47.5±4.9mm(p=0.001)と有意に縮小が認められていた。また手術時間、出血量も255.5±15.1分:181.5±11.1分(p=0.012)、1040±197.1g:340±122.9g(p=0.012)と術前化学療法群で有意に良好であった。3年生存率では他臓器合併切除群48%、術前化学療法群100%p=0.04と有意に術前化学療法群で良好であった。【考察】術前化学療法を施行した群は腫瘍縮小率、手術時間や出血量からみても有用であると思われた。さらなる長期予後も期待できるものと思われた。
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