演題

OP-061-3

化学放射線療法施行局所進行膵癌における好中球・リンパ球比(NLR)の経時的測定の有用性の検討

[演者] 出崎 良輔:1
[著者] 水野 修吾:1, 岸和田 昌之:1, 奥田 善大:1, 藤永 和寿:1, 飯澤 祐介:1, 高橋 直樹:1, 加藤 宏之:1, 村田 泰洋:1, 種村 彰洋:1, 栗山 直久:1, 安積 良紀:1, 臼井 正信:1, 桜井 洋至:1, 伊佐地 秀司:1
1:三重大学肝胆膵・移植外科

当科で施行したCRT施行後の膵癌症例を対象として好中球・リンパ球比(NLR)の有用性を検討した.【対象と方法】2005年2月~2013年12月にCRTを施行した局所進行膵癌でCRT前後にNLRを測定しえた184例を対象.CRT前後,切除例で退院時,再発時NLRの3未満を低値,3以上を高値群に分け予後を比較,また再発時からの生存期間も検討.【結果】CRT前NLRでは, MST(低値群 vs 高値群)は全例,切除例,非切除例ともにNLRによる差を認めなかった.一方CRT後NLRではMSTは全例:24.0 vs 16.0 , 切除例: 24.9 vs 25.0 , 非切除例:13.8 vs 9.7 と切除例ではNLRによる差はなかった, 全例・非切除例で予後の差が有った.切除例の退院時NLRでMSTは34.1 vs 24.0 ,再発時NLRで再発後のMST 11.0 vs 5.9 といずれも高値群で有意に予後不良であった.【結語】CRT施行局所進行癌におけるNLRは,CRT前では予後予測因子ではなかったがCRT後・切除後退院時および再発時には有意な予後予測因子であった.
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