演題

OP-058-6

エリブリンはジェムシタビン耐性膵臓癌細胞株の殺細胞効果を誘導する

[演者] 小山 毅:1
[著者] 竹崎 由佳:2, 宗景 匡哉:2, 末岐 浩一朗:1, 並川 努:2, 花崎 和弘:2
1:高知大学医学部3回生, 2:高知大学外科一

[背景と目的] ジェムシタビン(GEM)は膵癌に対する化学療法の第1選択薬であるが、耐性を来しやすく、耐性膵癌では充分な抗腫瘍効果が得られないことも報告されている。今回我々はGEM耐性膵癌細胞株を用いて、新規化学療法薬剤としてのエリブリン(ハラヴェン)の抗腫瘍効果について検討した。[方法] GEM耐性膵癌細胞株としてPanc-1およびAsPC-1の膵癌培養細胞株を用いた。WSTアッセイ等により2剤の膵癌に対する抗腫瘍効果を形態観察も含めて比較検討した。[結果] Panc-1およびAsPC-1はハラヴェンの濃度が0.5ng/ml以上ではGEMに比べてより高い殺細胞効果を示した(p<0.05)。TUNEL染色においても、ハラヴェンはGEMに比べてTUNEL陽性細胞の数が有意に増加していた。[結語] GEM耐性膵癌細胞株に対して、ハラヴェンは低濃度でも明らかな殺細胞効果を示した。
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