演題

OP-044-6

当院における最近2年間でのDamage Control手術施行患者における重症度と予後

[演者] 内田 健一郎:1
[著者] 溝端 康光:1, 加賀 慎一郎:1, 金田 和久:1, 晋山 直樹:1, 山本 啓雅:1, 山村 仁:1
1:大阪市立大学救急生体管理医学

当院で多発外傷患者に対し施行したダメージコントロール手術(DCS)の患者背景、重症度、予後につき検討した。【対象】2012年5月から2014年8月の間、DCS施行患者10例において、受傷機転、搬入から執刀までの時間やISS(injury severity score)、RTS、TRISS法におけるPsなどを検討し、生命維持にどの程度寄与しているかをRetrospectiveに検討した。【結果】男女比は8:2,平均年齢は56.1歳。DCS施行患者の生存退院は4例(40%)で、ISS平均値は36.5、TRISS法でのPs平均は0.49であった。死亡症例におけるPsは0.22で、Ps>0.25での死亡が1症例存在した。DCSの発動理由は重複を含み8症例が出血傾向、4症例が低体温、3症例がAcidosisであった。【結語】当院でのDCS施行患者においてPs>0.25の患者の救命率は80%であり、2013年度外傷データバンクからの結果と比較して決して低くはないが、今後もPreventable Trauma Deathについて課題を抽出し、実践する事が重要である。
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