セッション

有効な新規化学療法の出現や放射線療法の進歩により,膵癌診療が多様化してきている.近年,初期診断時に局所進展や遠隔転移などにより切除不能と判断されても,化学・放射線療法が奏功し,病変の制御が得られることで根治切除が達成できた症例の報告が増加している.このような手術は,Conversion surgery や Adjuvant surgery と呼称されるが,いかなる症例に,どのタイミングで手術を行うのか,あるいは治療前に癌が存在したと考えられる進展範囲をどこまで切除すべきなのか,はたまた切除を行うことで患者の予後は本当に改善されるのかなど,不明な点が多く,今後明らかにしなければならない課題は少なくない.本セッションでは,各施設で経験した Conversion surgery 症例の治療成績を提示していただき,外科治療の意義について議論を深めていただきたい.
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切除不能膵癌に対するconversion surgeryの臨床的意義

[演者] 里井 壯平:1
[著者] 山本 智久:1, 山木 壮:1, 小坂 久:1, 廣岡 智:1, 小塚 雅也:1, 井上 健太郎:1, 松井 陽一:1, 柳本 泰明:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学附属病院 消化器外科

膵癌取扱い規約による局所進行Unresectable(UR-LA)膵癌に対する手術を前提とした化学放射線療法の治療成績

[演者] 岸和田 昌之:1
[著者] 加藤 宏之:1, 村田 泰洋:1, 種村 彰洋:1, 栗山 直久:1, 安積 良紀:1, 水野 修吾:1, 臼井 正信:1, 櫻井 洋至:1, 伊佐地 秀司:1
1:三重大学附属病院 肝胆膵外科

膵癌conversion surgeryはどのような症例に有用か?

[演者] 村上 義昭:1
[著者] 上村 健一郎:1, 近藤 成:1, 中川 直哉:1, 岡野 圭介:1, 岡田 健司郎:1, 大毛 宏喜:1, 末田 泰二郎:1
1:広島大学大学院 外科学

当初局所進行・切除不能膵癌における後続治療としてのConversion Surgeryの意義

[演者] 木村 康利:1
[著者] 今村 将史:1, 永山 稔:1, 山口 洋志:1, 河野 剛:1, 水口 徹:1, 竹政 伊知朗:1
1:札幌医科大学医学部 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座

切除不能膵癌に対するConversion surgeryを念頭においた放射線化学療法

[演者] 岡林 雄大:1
[著者] 志摩 泰生:1, 住吉 辰朗:1, 上月 章史:1, 齋坂 雄一:1, 須井 健太:1, 寺石 文則:1, 尾崎 和秀:1, 渋谷 祐一:1, 高田 暢夫:1
1:高知医療センター 外科

切除不能膵癌に対するadjuvant surgeryの有用性

[演者] 中村 透:1
[著者] 浅野 賢道:1, 岡村 圭祐:1, 土川 貴裕:1, 野路 武寛:1, 中西 喜嗣:1, 田中 公貴:1, 七戸 俊明:1, 平野 聡:1
1:北海道大学大学院 消化器外科学分野Ⅱ

切除不能膵癌に対するConversion Surgeryの意義

[演者] 吉富 秀幸:1
[著者] 清水 宏明:1, 古川 勝規:1, 高屋敷 吏:1, 高野 重紹:1, 久保木 知:1, 鈴木 大亮:1, 賀川 真吾:1, 宮崎 勝:1,2, 大塚 将之:1
1:千葉大学大学院 臓器制御外科学, 2:国際医療福祉大学三田病院 外科・消化器センター

新規抗癌剤は切除不能膵癌のconversion surgery施行率を向上させるか?conversion rateと手術成績を中心に

[演者] 夏目 誠治:1
[著者] 清水 泰博:1, 千田 嘉毅:1, 伊藤 誠二:1, 小森 康司:1, 安部 哲也:1, 三澤 一成:1, 伊藤 友一:1, 木下 敬史:1, 植村 則久:1
1:愛知県がんセンター中央病院 消化器外科

切除不能膵癌に対する当科のAdjuvant Surgeryの現状(GEM/S-1時代からGEM-nab-PTX, FOLFIRINOX時代ヘ)

[演者] 林 洋毅:1
[著者] 水間 正道:1, 前田 晋平:1, 有明 恭平:1, 大塚 英郎:1, 中川 圭:1, 森川 孝則:1, 内藤 剛:1, 元井 冬彦:1, 海野 倫明:1
1:東北大学大学院 消化器外科学

Gem+nab-PTX療法によるConversion surgery:現状と今後の方向性

[演者] 高橋 進一郎:1
[著者] 後藤田 直人:1, 杉本 元一:1, 小西 大:1, 池田 公史:2
1:国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科, 2:国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科

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