演題

改正臓器移植法施行7年目を迎えて日本移植学会がなすべきこと

[演者] 江川 裕人:1
1:東京女子医科大学医学部 消化器外科学

移植法が改正されたにもかかわらず日本の脳死臓器提供は年間50例前後に留まり,臓器不全の患者さんは登録しても3分の1が移植を受けることなく亡くなっている.内閣府の調査では,日本人の44%が自らが脳死になった時に臓器提供を希望しており,この数字は若い人では50%を超える.これは世界最高の値である.臓器提供の意思に答え臓器不全の患者を救うために,5類型施設にも移植施設にもそれぞれ乗り越えなければならない課題が山積しており,関係学会が積極的に取り組んでいる.また,その努力が報わるとして,年間500例に対応できる体制を整えておく必要がある.この目的のためのキーワードは人材作り,標準化,システム開発であり,人材育成が最重要である.
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