演題

当院における胃GIST手術症例の検討について

[演者] 澤岻 安勝:1
[著者] 安里 昌哉:1, 辻村 一馬:1, 伊波 孝路:1, 知念 澄志:1, 大田 守仁:1, 我喜屋 亮:1, 比嘉 国基:1, 照屋 剛:1, 仲地 厚:1
1:豊見城中央病院 外科

(はじめに)
当院外科における過去5年間のGastrointestinal stromal tumors (GIST)症例14例について臨床病理学的検討を行った.
(対象と方法)
2012年1月から2016年12月まで当院で施行されたGIST手術症例は14例存在した.これらの年齢・性別・手術までの観察期間・生検の有無・アプローチ術式・術前PET検査・病理組織学的検査・術後の転帰を検討した.
(結果)
患者背景は年齢中央値68歳(57-89歳),男性4例(29%),女性10例(71%).
手術までの観察期間は,緊急手術例から10年間の観察例であった(観察期間中央値は2年6ヶ月).
術前生検でGISTであったものが6例(42%).8例は生検が施行されていなかった.
アプローチ術式は開腹手術7例(50%),腹腔鏡手術7例(50%).
術前PET検査が13例に施行されており,SUV(standardized uptake value)max中央値は3.5(異常集積なし-11.5)
病理組織学的検査はCD34 陽性が11例(79%),c-kit陽性が14例(100%)であった.リスク分類は超・低リスク症例が11例(79%),中リスク症例が2例(14%),高リスク症例が1例(7%)であった.
術後観察期間中央値16か月(1-54か月).13例は無再発生存で,1例は誤嚥性肺炎で他病死であった.
過去5年間の当院のGIST手術症例は,低リスク症例が多く,再発例は認めなかった.
(結語)
当院のGIST手術症例の検討を行った.
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