演題情報

特別講演

開催回
第60回・2015年・横浜
 

日本医療研究開発機構のミッションと展望について

演題番号 : SL-2

末松 誠:1

1:日本医療研究開発機構理事長

 

平成27年4月より日本医療研究開発機構が発足した。 医療分野の研究開発における基礎から実用化までの一貫した研究開発の推進・成果の円滑な実用化及び医療分野の研究開発のための環境の整備を総合的かつ効果的に行うため、健康・医療戦略推進本部が作成する医療分野研究開発推進計画に基づき、医療分野の研究開発及びその環境の整備の実施、助成等の業務を行うことがその目的である。文部科学省、厚生労働省、経済産業省の医学・医療の研究費を一括管理し、創薬や医療機器の実用化プロセスの加速・推進をミッションとして担うことになる。健康・医療戦略では(1)医療分野の研究開発、(2)新産業の創出、(3)医療の国際展開、(4)医療のICT化、が掲げられているが、新機構は「基礎研究と臨床研究の連携を深めるためのPDCAサイクルの構築」「医療のR&Dのマネジメント」「再生医療などの世界最先端医療の実現」「公正な研究を行う仕組みの整備」などが基本方針として掲げられている。患者さんを救済するミッションの加速と実現のためには、すでにアカデミア創薬の牽引役として審査ラグの解消を達成したPMDA,「目利き」として多大の貢献している創薬支援ネットワークなどとの緊密な連携が必要である。講演では新機構のミッションと課題について論じ、今年度から始まる新しい施策について概説したい。

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