発表

SS-011

情動知性 —どう捉え,いかに育むか—

[企画代表者、司会者] 石井 佑可子:1, [企画者、話題提供者] 小松 佐穂子:2, [企画者、指定討論者] 遠藤 利彦:3, [話題提供者] 武藤 世良:4, [話題提供者] 利根川 明子:3
1:藤女子大学, 2:徳山大学, 3:東京大学, 4:お茶の水女子大学

情動知性(EI)はSalovey & Mayer (1990)の概念化以来,特に種々の適応を予測する側面が強調された形で大きな関心を集めている。それに伴い定義や測定,実践方法が多数提案されているが,各々の妥当性を巡っては情動・発達研究から多くの批判がなされており(e.g.Izard,2001; Zeidner et al.,2009;2012;Matthews et al., 2012)EIの学術的研究や生態学的妥当性の高い介入を実現するには依然課題が残されている。
 一方で「情動の機能や有用性を前提とした新知能」として提案されたEIは情動や知性の諸研究に包括的枠組みを提供しうる魅力的な概念であることも事実である。従って原点に立ち返り,真の意味でのEIを理論的に再吟味し,実証方法を検討することが要される。
 そこで本企画ではEI研究やその実践介入手法についての指摘を今一度整理し,本来的意味でEIを捉え,効果的なEI教育を可能にするにはどのような手立てが有効か考察する機会としたい。

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