発表

L-040

空間認知におけるサーベイパースペクティブとルートパースペクティブ:個人内・個人間プロセスの検討

[講演者] 杉本 匡史:1, [司会者] 楠見 孝:2
1:関西学院大学, 2:京都大学

人間は大規模空間についての情報を学習,記憶し,またそれを表現する。そこで行われる空間情報の表象化と処理には,サーベイパースペクティブとルートパースペクティブという2つの表現様式が大きくかかわっている。本講演では空間情報がこれら2つのパースペクティブに基づいてどのように処理されているのかを紹介する。まず個人が2つのパースペクティブを用いる際に,異なった空間スキルおよび処理プロセスが用いられていることと,2つのパースペクティブに基づく方略の利用に個人差があることを示す。次にコミュニケーション場面において2つのパースペクティブが異なったパターンで使用されていることを示す。これらの研究をまとめ,個人内での空間認知プロセスと,個人間での空間認知プロセスにおいて,2つのパースペクティブがどのような要因に影響されているのかを考察する。
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