発表

L-031

教師の教科指導学習動機に関する検討

[講演者] 三和 秀平:1,2, [司会者] 外山 美樹:1
1:筑波大学, 2:日本学術振興会

中央教育審議会(2012)では,これからの教師に求められる資質能力として“学び続ける教師像”の確立を挙げている。急速に変化する教育環境に対応するためにも,学校教育現場においては,子どもだけでなく,教師も学び成長する必要がある。そのような教師の学びに関して,本研究では学習動機づけの観点から検討を行った。まず,教師特有の学習動機づけを測定する尺度の開発を行い,その信頼性と妥当性を確認した。その上で,教師の学習動機づけが“教師の授業力”,“子どもの学習動機づけ”,“教師の精神的健康”に与える影響について検討を行った。その結果,特に教師が学習に価値を感じ自身の成長のために学ぶ学習動機や,子どものために学ぶ学習動機が教師にポジティブな影響を与えることが示された。一方で,強い義務感を抱いて学ぶ学習動機や学びに関して無関心であることがネガティブな影響を与える可能性も示された。
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