発表

L-010

対人過敏傾向・自己優先志向が対人関係及び抑うつに及ぼす影響についての検討

[講演者] 村中 昌紀:1, [司会者] 横田 正夫:1
1:日本大学

近年日本において従来の抑うつの典型例とされてきたメランコリー型とは異なる特徴を示す抑うつの存在が報告されている。これらの現代的特徴をもつ抑うつは、投薬治療の効果が薄く心理社会的要因が大きく関与していることが考えられるが、実証的な検討はほとんど行われていない。
そこで本講演では、どのようなパーソナリティを持つ抑うつが現代的特徴をもつ抑うつとみなされているかを整理し、それらのパーソナリティと対人関係、抑うつとの関連について検討を行った。一連の検討の結果、現代的特徴をもつ抑うつと関連するパーソナリティとして対人過敏傾向と自己優先志向の2つの特徴が明らかになり、それらの特徴は対人的なストレスを媒介として,後の抑うつに影響することが示された。
詳細検索