発表

L-003

現代の大学生はどのように学業に取り組んでいるのか?

[講演者] 住岡 恭子:1, [司会者] 名取 洋典:2
1:京都文教大学, 2:いわき明星大学

大学のレジャーランド化」といわれ,スチューデント・アパシーに代表される学生の無気力が社会問題化した1980年代から早30年。現代の大学生を取り巻く社会的な状況は急激に変化し,「大学の学校化」「学生のまじめ化」が起こっているといわれる。「さとり世代」とも呼ばれる現代の大学生は,大学の中でどのようなことを考えながら学業に取り組んでいるのだろうか。本当に学生は「まじめ」になっているのだろうか。
本講演では,特に学生の学業への非積極的態度への認知的側面を詳細に検討し,スチューデント・アパシーとの異同を明らかにしたうえで,青年期の課題や主体性や病理的な人格との関連性を検討した研究の成果を報告する。そしてそこから現代の大学生特有の特徴について考察を行い,新しい青年期発達の可能性を提唱したい。学生指導にあたる教員の先生方や青年心理学の研究者の方からご意見いただき,活発に議論したい。
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