発表

SS-074

なぜ人は身体変工を行うのか?ー永続的な装いの心理学ー

[企画代表者、話題提供者] 鈴木 公啓:1, [企画者] よそおい・しぐさ研究会#, [話題提供者] 大久保 智生#:2, [話題提供者] 田中 勝則:3, [話題提供者] 矢澤 美香子:4, [指定討論者] 菅原 健介:5, [司会者] 木戸 彩恵:6
1:東京未来大学, 2:香川大学, 3:北海学園大学, 4:武蔵野大学, 5:聖心女子大学, 6:関西大学

 装い(身体装飾)を広義として捉えた場合,その一角に身体変工がある。身体変工には,ピアッシング,タトゥーイング,そして,美容整形など,比較的身近な装いが含まれる。その他に,纏足や長い首,歯の加工など,現在の日本文化では見かけないような装いも含まれる。身体変工は,自己の一側面である身体を,直接的,永続的に変化させる装いである。そのため,装う本人にとって極めて重要な意義を有するものとなり,同時に,周囲にも影響を与えるものとなる。身体変工は,一種のアンタッチャブルな行為と捉えられることも多く,研究としてもブラインドスポットになってしまっている。今回,数少ない貴重な研究を元に,身体変工の背景にある心理機序について改めて確認し,身体変工がどのような意味を有するのか,その一端を明らかにしていきたいと考えている。そして,討論の末に,身体変工の心理学がどのような展開をしうるのか見い出せることを期待する。
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