発表

SS-054

描画の心理的解釈について−客観性を求めて−

[企画代表者、話題提供者、司会者] 岩満 優美:1, [企画者、話題提供者] 竹村 和久:2, [話題提供者] 五十嵐 愛:3, [指定討論者] 横田 正夫:3
1:北里大学, 2:早稲田大学, 3:日本大学

描画法は描き手の性格や感情、特に、描き手が抑制している感情や思考、無意識などの潜在的な心理過程を反映すると考えられている。そのため、投影法として広く臨床場面で活用され、心理検査や心理療法のコミュニケーションの手段として使用されている。しかし、描画の解釈では、評価者の主観が入りやすく、その解釈の客観性や評価者の熟練などが課題となっている。
そこで今回、描画の心理的解釈を行う際の客観的指標について考えていきたい。五十嵐氏と岩滿氏には臨床心理学の観点から、ぬり絵や描画の形態的な特徴と精神症状・認知機能との関係について、竹村氏には社会心理学と行動計量学の観点からいくつかの画像解析手法を用いた画像特徴の数量化についてお話しいただく。指定討論者として、体系的に描画研究を行っている横田氏をお迎えし、描画の心理的解釈の客観性について、そして描画研究のもつ今後の可能性について議論していきたい。

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