発表

SS-039

心理学でのfNIRSの使い方

[企画代表者、司会者] 宮内 哲:1, [話題提供者] 星 詳子#:2, [話題提供者] 河野 理#:3, [話題提供者] 皆川 泰代#:4
1:情報通信研究機構, 2:浜松医科大学, 3:徳島大学, 4:慶應義塾大学

機能的近赤外分光法(fNIRS)は,機能的磁気共鳴画像(fMRI)などと比べて装置が低価格・小型で,また計測時の被験者の身体的拘束が少なく,日常生活に近い状態での脳活動が手軽に計測できるため,心理学分野でもポピュラーな計測法になってきた。しかし手軽なゆえに,fNIRSによる脳血流計測の原理,特徴,制限などを知らずに使用し,ノイズなどを含んだ誤った計測結果にもとづいて考察している研究も少なくない。本シンポジウムでは,fNIRSの新しい計測・解析法ではなく,現在最も多く使われている連続光を用いたfNIRSについて,基本的な原理となるneurovascular coupling, ハードウェア,頭皮血流の影響などについて専門家に解説してもらい,どのような点に留意して計測・解析すれば正確に脳活動を計測し,fNIRSを心理学分野の研究に役立てられるかを討論する。
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