発表

SS-036

公認心理師が遂げるべき説明とは?ー利用者の困難性に応える支援的な説明のあり方ー

[企画代表者、司会者] 山本 博樹:1, [企画者、話題提供者] 水野 治久:2, [企画者] 織田 涼:1, [話題提供者] 岡 直樹:3, [話題提供者] 森岡 正芳:1, [指定討論者] 沢宮 容子:4, [指定討論者] 比留間 太白:5
1:立命館大学, 2:大阪教育大学, 3:広島大学, 4:筑波大学, 5:関西大学

「心理に関する支援を要する者」(利用者) に対して,相談,助言,指導を行う公認心理師には,説明責任が職務として加わる予定である。そもそも,説明 (explain) とは,「無明」とも呼ぶべき理解不振を前提とし,この理解不振を把握・改善する支援行為と考えられる (山本, 2017)。公認心理師の職務が心理的支援である以上,まさに公認心理師がこの支援的な説明の本意を遂げるべきとも言える。他方で,「心理に関する支援を要する」利用者はすでに困難性を抱えているはずであり,これに起因する独特な理解不振が予想されるゆえに説明活動が難しくなる。本シンポでは,こうした利用者にこそ生じる理解不振をいかに把握し改善するように説明を提供できるかについて議論したい。豊富な支援経験を持つ発表者の話題提供を踏まえて,認知的困難性 (岡先生),情緒的・感情的困難性 (森岡先生),社会的困難性 (水野先生)の3つの観点より支援的説明のあり方を議論したい。
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