発表

SS-028

コグネティクス:工学研究者とのコラボによる新しい心理学・脳科学の可能性

[企画代表者、話題提供者、司会者] 金山 範明:1, [話題提供者] 吉本 秀輔#:2, [話題提供者] 原 正之#:3, [指定討論者] 開 一夫#:4, [指定討論者] 繁桝 博昭:5
1:広島大学感性イノベーション拠点, 2:大阪大学, 3:埼玉大学, 4:東京大学, 5:高知工科大学

近年心理学においても認知神経科学において、結果の再現性に関する問題が提起されている。心理学は特に、「こころ」を構成概念として捉え、操作的に定義した指標でそれを代用して実験研究を行う性質上、再現性が低くても何かしら仮定の説明ができてしまう。刺激のコントロールと、大規模サンプルでのデータ収集、測定の安定化など、研究者が配慮できる部分はあるが、技術的に困難なため十分に行われていない点もある。これに対応するためには、刺激や測定機器の開発の段階から、心理学者・脳科学者は工学研究者とともに研究するのが望ましい。こうした動きは、コグネティクス(Cognetics)と称され、研究領域化が期待されている(Rognini & Blanke, 2016)。本シンポジウムでは、話題提供者らが既に行っている心理学・脳科学者と工学研究者の有機的な研究協力例を提示し、今後新しい研究領域を共につくるパートナーシップの提案を行う。
詳細検索