発表

SS-027

行動の時間的流れに挑む実験心理学

[企画代表者、司会者] 澤 幸祐:1, [話題提供者] 小森 政嗣:2, [話題提供者] 十河 宏行:3, [話題提供者] 大北 碧:4, [話題提供者] 蔵屋 鉄平:1
1:専修大学, 2:大阪電気通信大学, 3:愛媛大学, 4:日本学術振興会

人間や動物は、時間の流れのなかで生活しており、その行動は基本的に連続的なものである。その一方で、実験心理学において研究対象となるのは典型的には試行によって輪切りにされた行動であり、反応時間のように連続変量も扱われてはいるものの、正反応・誤反応の数といった離散的なものであることが多い。つまり、本来時間的に連続した「流れ」として存在しているはずの行動を、なんらかのかたちで時間情報を潰して分析することが一般的である。実験機材や統計的な分析手法の制約などからこうした方法が取られてきた歴史があるものの、センシング技術の進歩や時系列データの分析手法の普及は、時間情報を捨てずに行動データから様々な知見を得ることを可能にしつつある。そこで本シンポジウムでは、マウスやウマといった動物やヒトの行動を、連続した時間情報を保持したまま「流れ」として扱うことで、どのような新しい知見が得られるのかを紹介する。
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