発表

SS-025

ポジティブ心理学の多様な在り方を考える

[企画代表者、話題提供者] 吉野 優香:1,5, [企画者、話題提供者] 金子 迪大:2, [企画者、話題提供者] 沼田 真美:1, [話題提供者、司会者] 小國 龍治:3, [指定討論者] 橋本 剛明:4
1:筑波大学, 2:東洋大学, 3:関西学院大学, 4:東京大学, 5:日本学術振興会

ポジティブ心理学は,心理学の研究が,人間のネガティブな側面にのみ着目し続けることへの警鐘と,ポジティブな側面を検討する価値への示唆から発した。ポジティブ心理学の新奇性や知見は,大きな関心を集めた一方で,ポジティブ心理学に対する限定的な理解や利用を急進的に促したともいえる。この現状は,心理学全体におけるポジティブ心理学の位置づけを脅かしかねない。ポジティブ心理学が心理学に有益であり続けるためには,多様な研究の立場を包含する在り方が求められると考える。本シンポジウムは,ポジティブ心理学の在り方を「ポジティブ心理学独自の研究」,「独自のテーマに従来の心理学要素を合わせた研究」,「従来の心理学的なテーマをポジティブ心理学的に解釈した研究」の観点から話題提供し,心理学の発展に寄与するポジティブ心理学の姿について討論を行う。フロアの皆様と,ポジティブ心理学の今後について考えを深められれば幸いである。
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