発表
SS-019
英語能力評価における最新の取り組みーテスト開発・教育・脳研究の立場からー |
今日,グローバル化の波はあらゆる分野に押し寄せ,外国語学習の重要性は増すばかりである。そんな中で外国語学習をどのように正確に評価し,教育を進めていくのかという問題はますます重要性を増しているように思える。本シンポジウムでは英語教育において行われている様々な新しい取り組みに関して議論を行いたいと考えている。松本は脳波を用いた英語能力の評価方法とその結果を報告する。脳波を用いることでどのような能力の側面が評価でき,従来のテストとの同一性や違いなどを議論していく。仲村は実際の英語問題作成者の視点からリスニング問題に関する読み上げ回数に関する発表を行う。立田は英語能力の自己評価を行うポートフォリオを通して英語学習者が能動的に学習過程に関与するメカニズムについて検証する。これからの英語学習に関してフロアも交えて活発な議論を行いたいと考えている。