発表

IS-001

ストレスと健康支援のための新たなアプローチ―産学官連携の多様な展開―

[企画代表者] 津田 彰:1, [話題提供者] 岡村 尚昌:2, [話題提供者] 樽本 修和#:3, [話題提供者] 矢田 幸博#:4, [話題提供者] 平田 実#:5, [指定討論者] 坂野 雄二:6, [司会者] 山崎 久美子:7, [司会者] 山田 冨美雄:8
1:久留米大学, 2:久留米大学高次脳疾患研究所, 3:帝京平成大学, 4:花王ヒューマンヘルスケア研究所/筑波大学, 5:経済産業省九州経済産業局, 6:北海道医療大学, 7:防衛医科大学校, 8:関西福祉科学大学

日本心理学会機関誌「心理学ワールド」の創刊号(1998年)は、「ストレス研究最前線」の特集を組んだ。爾来20年,ストレスによる健康被害は一層深刻化し、社会問題化している。ストレス対策の必要性が社会のさまざまな場所や立場で求められ、書店をはじめインターネットや端末アプリにも、ストレスマネジメントに関する情報とツールが氾濫しているにもかかわらずである。これまでの取り組みの何が限界で、なぜ成果が上がらなかったのか。Well-beingを支援する心理学への社会のニーズは、公認心理師制度の始まりとあいまって、ますます拡大しており、ポジティブ心理学を包摂した次のステージでの展開に期待が寄せられている。情報化と超高齢社会が進む中で、「ストレス対策と健康支援」のための新たなアプローチを議論し、効果的な方策を模索することは学術的のみならずハイインパクトな社会的波及効果があると考える。そこで今回の公開シンポジウムでは、産学官が連携した多様な展開について、健康心理学、統合医療実践、ヘルスケア製品開発の企業、政策提言を司る行政などの立場と視点から話題提供いただく。心理学の分野に革新をもたらす新たなストレス研究と健康支援に向けた実践の創出、持続可能な新たな社会システムの構築などを議論することで、健康寿命に導く国民のwell-beingと健康行動が推進されることを期待する。
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