発表

SS-009

「二人称の科学」をめぐる冒険:事例研究の新次元

[企画代表、話題提供者、司会者] 武藤 崇:1
[話題提供者] 岩壁 茂:2, [話題提供者] 齋藤 清二#:3, [指定討論者] 丹野 義彦:4, [指定討論者] 熊野 宏昭:5
1:同志社大学, 2:お茶の水女子大学, 3:立命館大学, 4:東京大学, 5:早稲田大学

従来,事例研究は,次のような2つの「極」および,そのスペクトラムとして捉えられてきたと言えるだろう。その極とは,1)事例研究は,実験研究と比べ,その科学性において「低い」もの(場合によっては「科学」ではない)として捉えられる,一方,2)事例研究は,「科学」では扱えない内容を扱うからこそ,その存在意義がある,といったものである。しかし,この二項対立で捉える限り,事例研究をめぐる議論は,結局のところ「平行線」のままか,うまくいっても相補完的な「棲み分け」となり,その「袋小路」からは抜け出せない。そこで,本企画では,その議論に「人称」という視点を導入し,その「袋小路」からの建設的な脱出を試みる。その視座では,主観=一人称,客観=三人称とし,新次元として「二人称」というものを浮かび上がらせる。
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