セッション

医療事故に起因する医療安全への取り組みには、質の管理、エラー管理、リスク管理とともにコンフリクト管理が重要であると考えます。事故の背景には、患者と医療者の間の認知の齟齬(コンフリクト)が存在するのみならず、医療者間のコンフリクトの存在もあり得ます。これら4つの管理においては、ナラティヴの視点で患者と医療者との間の対話を促進し、双方向の協働により、合意や解決を目指す医療メディエーションを活用した取り組みが有効と考えられます。この活動が評価され、平成24年度から診療報酬改定で患者サポート体制充実加算が設置されました。本シンポジウムでは国立病院機構での医療メディエーションを活用した医療安全への取り組みの実際を、組織、各施設、医療メディエーターの活動より報告していただき、医療メディエーションの理解を深め医療の質改善へつなげたいと思います。
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