演題詳細

一般口演

一般口演(41) : 小腸基礎-1

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開催日
2010年04月08日(木)
時 間
08:30 - 09:26
会 場
第13会場(2号館 3階 会議室231)
司会
高田 秀穂 (関西医科大学滝井病院外科)

Ileo-jejunal transpositionの糖尿病改善効果―肥満糖尿病モデルによる検討―

演題番号 : OP-041-2

生澤 史江:1 柴田 近:1 鹿郷 昌之:1 木内 誠:1 西條 文人:1 田中 直樹:1 佐藤 学:1 菊地 大介:1 井本 博文:1 佐々木 巌:1 

1:東北大学生体調節外科 

 

【目的】今回我々は,回腸を上部空腸に間置するIJTの糖尿病治療としての有用性を検討した.【方法】OLETF ratを用い,IJT群は回腸末端より5-20cm口側の回腸15cmを遊離後トライツ靭帯から5cm肛門側に間置し吻合.Sham(SH)群はIJT群と同部を3カ所切離後再縫合.【結果】IJT群(n=7),SH群(n=7)と非手術群(NOP群)(n=4)で検討.術後8週のOGTTでは,IJT群が他の2群と比べ糖負荷後の血糖値の上昇が有意に改善した.また,インスリン値は,IJT群では空腹時に低値を示し,糖負荷後30分では反応し60分以降には基礎値となるのに対し,他の2群では分泌反応が遷延していた.術後10週のFBS(mg/dl)はIJT:125.0±5.1,SH:189.9±9.5,NOP:224.3±16.4でIJT群が他の2群と比し有意に改善.体重増加率(%)は,IJT:4.9,SH:13.4,NOP:18.7で,IJT群がNOP群と比し有意に増加を抑制.【結語】IJTは糖尿病治療術式となる可能性が示唆された.

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