演題詳細

一般口演

一般口演(31) : 新しい低侵襲手術-1

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開催日
2010年04月08日(木)
時 間
08:30 - 09:05
会 場
第11会場(2号館 3階 会議室232+233)
司会
西田 俊朗 (大阪警察病院外科)

外科手術コンセプトにもとづいたDouble endoscopic intraluminal operation(DEILO)によるESD―ESDの更なる適応拡大に向けて―

演題番号 : OP-031-5

大野 哲郎:1 小川 敦:1 矢内 充洋:1 豊増 嘉高:1 緒方 杏一:1 安藤 裕之:1 持木 彫人:1 浅尾 高行:1 桑野 博行:1 

1:群馬大学病態総合外科 

 

【背景】ESDは近年広く行われるようになってきたが,その手技は容易ではない.我々は2本の内視鏡を用いて粘膜下層の展開,切開剥離を行っている(Double endoscopic intraluminal operation:DEILO).本術式の方法,結果を報告する.
【対象と方法】31例の早期胃癌症例に対してDEILOによるESDを行った.直径3cm以下の分化型m癌,直径1cm以下の未分化型m癌を対象とした.First fiberを挿入しマーキング後,全周をカットする.次にsecond fiberを挿入し,腫瘍の辺縁を把持,挙上する.粘膜下層をfirst fiberより挿入したcutting deviceで切離する.
【結果】一括切除率93.5%,完全切除率83.8%であった.後出血を2例(6.4%)に,穿孔を2例(6.4%)に認めた.1例に再発を認め再ESDで完全切除となった.2例はsm胃癌で胃切除術を行った.平均施行時間は34分であった.
【まとめ】DEILOは外科医にとって馴染みやすく容易な手技であり,ESDの適応拡大が図れる.

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