演題詳細

一般ビデオ

一般ビデオ(1) : 胆道

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開催日
2010年04月08日(木)
時 間
08:30 - 09:30
会 場
第2会場(4号館 1階 白鳥ホール北)
司会
山本 順司 (防衛医科大学校外科)

赤外カメラ観察下ICG胆道造影によるブタ胆嚢摘出術

演題番号 : VD-001-2

篠田 昌宏:1 田辺 稔:1 河地 茂行:1 竹内 裕也:1 和田 則仁:1 林田 哲:1 日比 泰造:1 北川 雄光:1 

1:慶應義塾大学一般・消化器外科 

 

われわれは,術中に胆嚢内にインドシアニングリーン(ICG)を注入し,赤外光観察下に総胆管の同定をしながら胆嚢摘出を行う工夫をブタを用いて行っているので報告する.雄性ブタ(埼玉実験動物,体重20Kg前後)を使用.右季肋下切開にて開腹し,胆嚢底部より18Gカテーテルを挿入し,ICG(50mg/10mL生食)を注入した.ICGの赤外光を吸収する特性を利用しICGを黒色に標識する赤外観察カメラにて観察すると,胆嚢から胆嚢管,さらに総胆管へと黒色のICGが流出する様子が鮮明に観察され,肝十二指腸間膜内の胆道系解剖を同定するのに有用であった.総胆管,総肝管を確認しながら胆嚢管を確保,結紮切離できるなど胆道系解剖を確実に同定しながら手技を進められ,安全かつ迅速に手術することができた.本法を胆道外科に応用した報告はこれまでないが,本法は臨床患者手術においても十分実施可能であると思われ,今後の臨床応用が期待される.

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