演題詳細

特別ビデオセッション

特別ビデオセッション1 : 乳腺・内分泌-1

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開催日
2010年04月08日(木)
時 間
08:30 - 09:30
会 場
第3会場(4号館 1階 白鳥ホール南)
司会
大内 憲明 (東北大学腫瘍外科)
舟橋 啓臣 (岐阜県立多治見病院)

開胸開腹アプローチによる副腎摘出術

演題番号 : SV-1-1-2

今井 常夫:1 

1:名古屋大学乳腺・内分泌外科 

 

副腎腫瘍の80%は腹腔鏡手術の適応となるが,巨大な腫瘍,周囲臓器へ浸潤のある腫瘍では開放手術の適応となる.開放手術の適応となるものは広い充分な視野の得られるアプローチが適しており,そのため開胸開腹横隔膜切開アプローチを用いることが多い.患側上肢を挙上し腋窩を広く開いた半側臥位とする.第7肋間(第8肋骨上縁)で,後腋窩線から正中まで皮膚切開する.より大きな術野を得るにはひきつづき正中切開を下腹部まで延長する.第8肋骨は後腋窩線で切離して胸腔を拡げる.横隔膜は横隔神経の走行を見て,ドームの外側を回り込むように切開する.右は肝臓を脱転,左は左結腸,脾臓,膵体尾部を脱転する.直視下で操作が行なえるので,肝臓,脾臓,膵臓などの実質臓器の脱転操作による副損傷をおこす危険が少ない.副腎が大きく露出され,他のアプローチでは死角となる部位も体位を少し回転させることにより直視下で操作可能である.

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