演題詳細

パネルディスカッション

パネルディスカッション(2) : オンコロジストとしての外科医に求められる基礎研究とは何か

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開催日
2010年04月08日(木)
時 間
08:30 - 11:00
会 場
第10会場(2号館 3階 会議室234)
司会
有井 滋樹 (東京医科歯科大学肝胆膵・総合外科)
森 正樹 (大阪大学消化器外科)

日本の外科臨床医が行う基礎研究と臨床研究のバランス:世界及び日本の研究者に対するWEBアンケート報告

演題番号 : PD-2-8

小田 竜也:1 松原 久裕:2 久保 肇:3 大河内 信弘:1 

1:筑波大学消化器外科 2:千葉大学先端応用外科 3:京都大学消化管外科 

 

日本の臨床医が行っている基礎研究,臨床研究の現状を客観的データとして把握する為に調査研究を行った.基礎研究系21国際誌,80959論文,臨床系30国際誌,69562論文を国別に分類した所,日本からの基礎研究論文は4位にランクされたが,臨床研究論文は12位と低いかった.NEJM,Lancetに論文を掲載している世界の研究者にwebアンケートを行った所,基礎研究よりも臨床研究に重点を置いて活動をしていた.一方,日本の臨床研究者423名は,臨床研究よりも基礎研究に重点を置いて活動していた.臨床研究の重要性が声高に叫ばれているが,日本には,臨床医が基礎研究に非常に明るいという世界でも例を見ない優れた特徴があった.この事を考慮すると,基礎生物,医学研究の資源をTRを経て臨床医療に還元する仕組みを構築する事が必要で,その上で外科医が継続して基礎研究に没頭する期間を持つことは意義深いと考える.

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