演題詳細

一般口演

一般口演(292) : 胸腺・縦隔-2

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:58 - 16:26
会 場
第21会場(4号館 3階 会議室432)
司会
高木 啓吾 (東邦大学医療センター大森病院呼吸器センター外科)

57歳女性に施行した前胸壁軟化法を用いたNuss法による胸骨挙上術

演題番号 : OP-292-1

笠置 康:1 笠置 真知子:1 

1:松山心臓血管病院 

 

【目的】演者らは2本のbarを用いたNuss法を57歳女性に施行したので報告する.【方法】生下時よりの右側前胸壁陥凹を主訴に受診.陥凹により右乳房は前胸壁に埋没し,右乳房発育不全の如く見えた.右側漏斗胸Grade2と診断し,外科治療を施行した.左右第4肋間・第5肋間にて開胸.第5肋間に胸骨挙上用bar(31cm)を挿入.ヨット用シャックル・鎖・カラビナを用いてエンジンジャッキに接続し,前胸部挙上を行った.第4肋間も同様に前胸壁挙上を行った.2本のbar(29cm)にて第4肋間,次いで第5肋間を挙上し,左右2本の肋骨にそれぞれ4本の3糸で結紮固定した.ドレーン留置後,筋層・皮下組織・皮膚を縫合.【結果】充分に心臓の圧迫が解除され,外見上も右乳房が明らかになり,発声もはっきりとした.【総括】前胸壁軟化法により,加齢により石灰化した肋軟骨でも充分に挙上する事が可能となる.

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