演題詳細

一般口演

一般口演(240) : 乳癌基礎-8

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:30 - 16:12
会 場
第14会場(2号館 2階 会議室224)
司会
大村 東生 (札幌医科大学臨床医学外科)

ホルモン感受性別にみたn0乳癌における核グレードの意義

演題番号 : OP-240-4

平野 明:1 清水 忠夫:1 上村 万里:1 金 直美:1 渡辺 修:1 木下 淳:1 木村 聖美:1 道本 薫:1 大久保 文恵:1 小川 健治:1 藤林 真理子:2 

1:東京女子医科大学東医療センター乳腺科 2:東京女子医科大学東医療センター外科 

 

n0乳癌におけるNuclear Grade(NG)の予後因子および化学療法効果予測因子としての意義について検討した.
対象は1997~2008年までに当院で治療したn0浸潤性乳癌558例.ER,PgRは10%をcut offとして,両者陽性をhighly-responsive(HR)とした.両者陰性をnon-responsive(NR),それ以外をincompletely-responsive(IR)とした.
HR群は294例,IR群は94例,NR群は131例,不明は39例.HR群における5年無病生存率(5yDFS)はNG3:77.3%,NG2:88.7%,NG1:94.5%(NG2+1:92.5%)で,NG3とNG2+1の間に有意差を認めた(p=0.0443).IR群における5yDFSは3:67.8%,2:51.3%,1:92.9%と3群間に有意差を認めた(p=0.0270).NR群における5yDFSは3:81.2%,2:72.7%,1:100%とNG2,3で予後不良な傾向を認めた.多変量解析ではホルモン感受性とNGが独立した予後因子となった.IR,NR群ではNG2が最も予後不良であった.HR群のNG3とIR群のNG2,3は予後不良で化学療法の併用が望ましい.

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