演題詳細

一般口演

一般口演(240) : 乳癌基礎-8

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:30 - 16:12
会 場
第14会場(2号館 2階 会議室224)
司会
大村 東生 (札幌医科大学臨床医学外科)

乳房温存手術における術中迅速組織診による断端評価について

演題番号 : OP-240-3

峰 麻理子:1 西村 令喜:1 大佐古 智文:1 奥村 恭博:1 林 光博:1 有馬 信之:2 

1:熊本市民病院乳腺内分泌外科 2:熊本市民病院臨床病理科 

 

乳房温存手術において乳房内再発の予防には切除断端の陰性確保が重要である.今回当院で行っている術中全周組織診について検討した.対象は2008年4月から2009年3月までの一年間に当院で手術した原発性乳癌症例のうち最終的に温存手術が行われた179症例184病変.全周凍結標本にて断端を評価し最終的に切離面より5mm以内に腫瘍がないもの,追加切除する残存乳腺がないものを断端陰性とした.露出ありとしたのは追加切除標本切離面に腫瘍があるもの,断端陽性にも関わらず追加切除しなかったものとした.最終的に断端陽性となった症例は24例,術中検索にて陽性と判断され追加切除を行った症例は47例.初回の断端陽性33.2%を13%まで低下することができた.断端陽性例では乳管内成分優位の乳頭腺管癌(特にcomedo型),小葉癌で高率となった.術中全周組織診による断端評価は有用であり13%の陽性率と良好な結果であった.今後如何に簡略化できるかが課題である.

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