演題詳細

一般口演

一般口演(240) : 乳癌基礎-8

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:30 - 16:12
会 場
第14会場(2号館 2階 会議室224)
司会
大村 東生 (札幌医科大学臨床医学外科)

若年者乳癌の臨床病理学的検討

演題番号 : OP-240-1

甘利 正和:1 石田 孝宣:1 武田 元博:1 中島 護雄:1 河合 賢朗:1 大内 憲明:1 

1:東北大学腫瘍外科 

 

(目的)35歳以下の若年者乳癌は予後不良因子とされている.若年者乳癌について臨床病理学的に検討した.(対象と方法)1990年~2008年の19年間に治療を受けた若年者乳癌61症例を対象とし,臨床病理学的因子,対側乳癌,温存乳房内再発,予後,術前化学療法の効果について検討した.(結果)若年者乳癌は全乳癌症例の5.6%で,組織型はDCIS 10例,浸潤癌51例.再発率は25.5%,死亡率は17.6%,浸潤癌での5年生存率は59.6%であった.対側乳癌の発生頻度は,全乳癌で2.9%であるのに対し若年者乳癌では9.8%であった.温存乳房内再発は,全乳癌で4.8%であるのに対し若年者乳癌では5.1%であった.術前化学療法は12例に施行し,7例が温存手術可能となった.治療効果はpCR+near pCRが2例であった.(結論)若年者乳癌はある程度進行してから発見されることが多く,予後不良である.温存乳房内再発と対側乳癌発生が高率であり,厳重な経過観察が必要である.

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