演題詳細

一般口演

一般口演(211) : 鏡視下手術・直腸

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
16:23 - 17:12
会 場
第10会場(2号館 3階 会議室234)
司会
黒柳 洋弥 (癌研有明病院消化器センター外科)

腹腔鏡下直腸手術における開腹移行症例の検討―骨盤Indexによる狭骨盤の把握について―

演題番号 : OP-211-7

鶴田 淳:1 池田 博斉:1 岡部 道雄:1 河本 和幸:1 朴 泰範:1 伊藤 雅:1 小笠原 敬三:1 

1:倉敷中央病院外科 

 

直腸手術における骨盤内操作の難易度の指標として「骨盤Index(Pelvic Index:P.I.)」と呼名した指標を提唱し,男性の腹腔鏡下直腸手術で狭骨盤により開腹移行した症例において,その有用性について検討した.2007年10月から2009年7月までに経験した男性の腹腔鏡下直腸手術症例は10例(腹腔鏡手術完遂7例(A群),術中開腹移行3例(B群))でBMIはA群:22.6(21.2-23.8),B群:24.6(21.6-26.8).CT画像より恥骨内側-仙骨岬角までの距離a(以下,単位cm),骨盤入口横径から腸骨動静脈を含んだ周囲組織厚を引いた内径b,小骨盤腔内での直腸最大径c,骨盤入口-腹膜翻転部までの距離dを測定し,ab(ab-c2)/dを骨盤Index(P.I.)と定義し,骨盤内操作の自由度を数値化しようと試みた.P.I.はA群:742.5(376.3-1097.6),B群:107.5(50.5-161.5)で統計学的有意差を認め(p=0.036:Mann-Whitney U test)狭骨盤を術前に把握する指標として有用であった.

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