演題詳細

一般口演

一般口演(210) : 鏡視下手術・大腸-3

print

開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:34 - 16:23
会 場
第10会場(2号館 3階 会議室234)
司会
関本 貢嗣 (大阪大学消化器外科)

当院における腹腔鏡補助下結腸・直腸切除術の検討―完全鏡視下にこだわらない小開腹による有用性について―

演題番号 : OP-210-6

二瓶 義博:1 大西 啓祐:1 中山 尚子:1 吉竹 修一:1 丸山 祥太:1 小野 桂:1 戸屋 亮:1 五十嵐 幸夫:1 妹尾 和克:1 守本 和弘:1 片桐 茂:1 

1:山形市立病院済生館外科 

 

【はじめに】完全鏡視下に開腹と同様のD2~D3郭清を行うことは,手技が煩雑で手術時間の延長にもつながる.当院では完全鏡視下にこだわらず,術中の手順や種々の工夫により,良好で安全な視野のもと小開腹下(約5~6cm)にリンパ節郭清(D2~D3)と腸管吻合を行っている.これらの手術方法は,手術時間の短縮をもたらすだけでなく,開腹手術に精通した術者であれば腹腔鏡下手術の導入に際しても受け入れやすい方法と考えられる.そこで,当院における結腸・直腸癌101例について検討した.【結果】手術時間・出血量・術後在院日数(中央値)は,それぞれ160分・76.5cc・11日.リンパ節郭清は,D1:0例,D2:29例,D3:75例.【まとめ】当院における小開腹下の手術手技は,鏡視下手術の低侵襲である利点を保ちつつ,開腹手術を踏襲した手順で確実にリンパ節郭清や腸管吻合が可能で,手術時間の短縮や術者のストレス軽減にも有用であると考えられる.

前へ戻る