演題詳細

一般口演

一般口演(194) : 鏡視下手術・食道-2

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:37 - 16:12
会 場
第8会場(1号館 3階 会議室131+132)
司会
大杉 治司 (大阪市立大学消化器外科)

腹腔鏡下食道アカラシア手術後の長期成績

演題番号 : OP-194-5

柴田 智隆:1 片田 夏也:1 根本 昌之:1 三重野 浩朗:1 山下 継史:1 桜本 信一:1 菊池 史郎:1 渡邊 昌彦:1 

1:北里大学外科 

 

本邦において術後長期に腹腔鏡下アカラシア手術の経過を報告した例はほとんどない.術後5年以上経過した22症例を対象としその長期治療成績を報告する.手術手技は腹腔鏡下にHellermyotomyを行いToupet噴門形成術を付加した.平均観察期間7年8カ月,男性7例,女性15例,平均年齢43.5歳.術後1年目,5年目,10年目のdyspagia症状,食道径,内視鏡所見,逆流症状,PPI内服の有無について調査した.結果:dyspagia症状は長期にわたり軽減され続けていた.食道最大径は術後早期に改善を認めるもののその後は変化がなかった.内視鏡所見では45%で逆流所見を認めPPIが投与されたが,LA-GradeB以上の逆流性食道炎は4例であった.後発疾患として早期胃癌,食道表在癌をそれぞれ1例認めたが,ともに内視鏡的に治療可能であった.また,2例に食道憩室が発症した.結語:軽度の逆流性食道炎を認めたが腹腔鏡下アカラシア手術は長期にdyspagia症状を軽減しており,有用である.

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