演題詳細

一般口演

一般口演(187) : 大腸癌肝転移-2

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開催日
2010年04月10日(土)
時 間
15:31 - 16:20
会 場
第5会場(1号館 4階 レセプションホール東)
司会
池 秀之 (済生会横浜市南部病院外科)

大腸癌同時性肝転移に対するカンプトDSM動注療法の検討

演題番号 : OP-187-7

土屋 勝:1 渡邊 正志:1 大塚 由一郎:1 山崎 有浩:1 田村 晃:1 石井 淳:1 前田 徹也:1 久保田 喜久:1 鏡 哲:1 松田 聡:1 大嶋 陽幸:1 長嶋 康雄:1 谷島 聡:1 小池 淳一:1 船橋 公彦:1 金子 弘真:1 

1:東邦大学医療センター大森病院消化器外科 

 

大腸癌肝転移症例に対する治療戦略がFOLFOXなどの全身化学療法に変遷しつつある中,当科で施行している動注療法の意義について検討した.2001年から2006年までに肝外転移のない大腸癌同時性肝転移に対してカンプトDSM+WHFによる動注療法を行った25例と,2005年以降FOLFOX(+アバスチン)を使用した26例について比較検討した.なお動注群の肝外転移例やPD症例に対しては全身化学療法を併用して行った.動注群とFOLFOX群において腫瘍マーカーの変動,奏功率にいずれも有意差は認めなかった.生存率では1年PFS=38%:34%,OSにも差はなかった.各群の平均観察期間は2.3年,1.4年.同時性肝転移症例に対するカンプトDSM動注療法はFOLFOXと同等に奏功し得る事が示唆された.肝動注先行した場合,その効果が期待できない場合は速やかにFOLFOXなど全身化学療法に移行することで更なる長期生存を期待し得ると考えられた.

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