演題

OP-039-1

胃癌切除症例におけるGPSとASA-PSの意義

[演者] 松原 毅:1
[著者] 平原 典幸:1, 百留 亮治:1, 川原 大輔:1, 藤井 雄介:1, 梶 俊介:1, 谷浦 隆仁:1, 田島 義証:1
1:島根大学消化器・総合外科

<目的>胃癌切除症例を対象に、Glasgow Prognostic Score (以下、GPS)と、Aerican Society of Anesthesiologists physical status (以下、ASA-PS)を組み合わせて評価する意義を検討した。<方法>当科にて胃癌に対する胃切除術が施行された277例を対象とし術前GPS, ASA-PSと臨床病理学的背景因子および術後成績との関連を解析した。<成績>GPS 1点以上およびASA-PS class3症例(Double positive 25例:以下DP群)とそれ以外の症例(Others 252例:以下O群)に分類して評価した。DP群では有意に75歳以上症例、開腹症例、進行癌症例、脈管侵襲陽性症例、術中出血量が多い症例、術後合併症発生症例が多かった(p<0.05)。術後3年 / 5年累積生存率はDP群:38.6% / 0%、O群が74.9% / 67.5%であり両群間に有意差を認めた(p<0.0001)。<結語>GPSとASA-PSは簡便に全身性炎症、全身状態の評価が可能であり、その組み合わせは予後予測に有用であると考えられた。
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