演題

OP-038-2

胃癌術後患者の体組成の変化の検討

[演者] 堀井 伸利:1
[著者] 小坂 隆司:1, 秋山 浩利:1, 樅山 将士:1, 石部 淳士:1, 高川 亮:2, 木村 準:2, 牧野 洋知:2, 國崎 主税:2, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・肝移植外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター

目的:胃切除術後の体組成変化に関し検討を行った。対象:2012年1月~2013年12月までの胃癌手術症例のうち幽門側胃切除症例31例と、胃全摘症例19例に対し、CTでL3レベルでの骨格筋面積、脂肪面積の術前~術後6ヶ月、術後12ヶ月における変化率を検討した。結果:骨格筋面積の変化率は術後6ヶ月、術後1年で95.6.%±8.6%、94.7%±7.6%であったのに対し、脂肪面積の変化率68%±47.1%、60.3%±40.1%と骨格筋面積と比較し顕著に減少しており、術後6ヶ月、1年いずれの期間においても変化率に有意差を認めた。幽門側胃切除例、胃全摘例での比較検討を行ったところ、脂肪面積の変化率は術後1年後に胃全摘例で有意に高値であった(P=0.04)。結語:胃切除における体重減少は体脂肪の減少によるものと考えられた。胃癌術後の体脂肪の減少を伴う体重減少は術後補助化学療法に対する忍容性に関連のある可能性が示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版