演題

OP-037-4

胃癌術後における早期栄養療法導入の効果

[演者] 久保 寛仁:1
[著者] 和嶋 直紀:1, 木村 昭利:1, 赤坂 治枝:1, 櫻庭 伸悟:1, 室谷 隆裕:1, 岡野 健介:1, 二階 春香:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器外科

近年,周術期の栄養状態低下が術後合併症や予後に影響するという報告が増えている。今回、周術期の栄養管理を2013年より見直し,その効果を検討した.【方法】2011年1月から2013年12月までに胃癌に対し胃切除術を施行した169例を対象とした.変更前(114例)をA群,変更後(55例)をB群とした.Body Mass Index (BMI),Controlling Nutritional Status (CONUT) score,Prognostic Nutrition Index (PNI)を算出し比較検討した.【結果】術後早期合併症の発生に有意差は認めなかったが,B群で有意に術後在院日数が短縮していた.また術後1ヶ月までにおいて,B群ではBMIの低下が少なくPNIが高値であり,栄養状態の改善が示唆された.CONUT scoreは全期間で有意差は認めなかった.【考察】胃癌術後の早期栄養療法導入により術後在院日数の有意な短縮が認められた.BMI,PNI共に術後3か月目以降に有意差がなくなることから,長期的な栄養療法の必要性が示唆された.
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